「もちもち」「濃厚」「サク」 美味しさや食感を表現する “シズルワード” をまとめた専門書『ふわとろ』が興味深い

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「ふわとろ」「濃厚」「もちもち」……食べ物の美味しさや食感を表現する際に用いるこれらの言葉は、通称 “シズルワード” と呼ばれるもの。

今やテレビで観ない日はない食レポ番組には、欠かすことのできないシズルワード。その使い方をまとめた本『ふわとろ SIZZLE WORD「おいしい」言葉の使い方』(税別1,800円)が、9月15日に発売されました。

【読んでいるだけでお腹がすいてきそう!】

眺めているだけでグーッとお腹が鳴り口の中がよだれでいっぱいになってしまうことウケアイな『ふわとろ SIZZLE WORD「おいしい」言葉の使い方』は、全4パートで構成。

「料理のプロたちに話を聞く」、「美味しい言葉の研究」、 「映画や本に登場する美味しさの表現」と、どのパートも見どころ盛りだくさん。その中の1つである字引パート「シズルワード辞典」によると、シズルワードは大きく分けて3つの使い方があるのだそうです。

【シズルワードの使い方3種】

1. 重層感覚
「ふわとろ」「さくふわ」「もちつる」のように2つの感覚を合わせて熟語のようにした言葉。

2. 外中感覚
「カリ」「サク」などの外側を食べる感覚と「ほくほく」「とろっと」「ジューシー」などの内側にあるものを食べる感覚を組み合わせた言葉。

3. コントラスト感覚
「濃厚な」料理がやがて「溶け」、「さっぱり」に変わっていく。このような、 “濃厚さと淡く消えていくような感覚” を表す言葉。

ふむふむ、なるほど。料理を表すうえではどれも欠かせない表現ですし、私たちも日ごろ、無意識のうちに使っているものばかりですね。でも、昔はあまり見られなかった表現も。特に「重層感覚」と「外中感覚」は、以前はあまり見られなかったような気がします。

【五感を刺激する響き】

いくつかの食感覚を組み合わせることで、味覚だけでなく視覚や聴覚、嗅覚など、五感がフルに刺激されるような気分になるのも、シズルワードの大きな特徴ですよね。

【食における表現力が増す、かも!】

ブログやSNSのコンテンツから例を挙げて時代を代表する93語に絞ったシズルワードがずらりと並ぶ辞典パートは、必読。食や書くことを仕事としている方は1度目を通してみると、参考になりそう!

『ふわとろ SIZZLE WORD「おいしい」言葉の使い方』があれば、毎日の食事がもっともーっと楽しく、味わい深いものになるかもしれませんよ♪

参照元:Amazon.co.jpプレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch