おせち料理に合うワイン!お正月におすすめの3本

おせち料理にワイン!

お正月はお雑煮とおせち料理。「和食」が世界遺産登録されたこともあり、多くの方が日本独自の祝の宴を楽しまれるのではないでしょうか。そこに登場する飲み物といえば、もちろんお屠蘇は欠かせませんが、その後に飲むのは日本酒が最も定番であり無難です。なぜかというと、おせち料理は甘い味つけのものが多かったり、調理に日本酒を使うものがあったり、数の子やイクラといった魚卵系も必ず存在するからです。日本酒であれば、このような料理や素材をすべて包み込むように美味しく食べさせてくれます。さすがです。

お正月もワインで乾杯!

お正月もワインで乾杯!

反対に多くのワインは、甘い味つけのものの後に飲むと酸味を高く感じたり、魚卵系の場合には生臭さを感じたりと、あまり心地よくない組み合わせもあります。ですから、料理や素材を選びながら食べなければならなくなってしまいます。けれども、こういった心配をしなくてもよいワインを選んでおけば、心置きなく好みのものを食べられます。今回は、おせち料理とも美味しく飲めるワインをご紹介します。

少し甘めのシャンパーニュ

白いラベルのカルト・ブランシュ

白いラベルのカルト・ブランシュ

お祝いの席ですし、やっぱり泡も飲みたいですよね。なので、まずはシャンパーニュを!

これは格調高い造り手「ルイ・ロデレール」「カルト・ブランシュ ドゥミ・セック」。平たく言えば「白いラベルの半辛口」。半辛口とありますが、実はちょっと甘いのです。

シャンパーニュの甘さ辛さのカテゴリーは、辛いほうから順番に エクストラ・ブリュット/ブリュット/エクストラ・セック/セック(ドライ)/ドゥミ・セック/ドゥー(スウィート)。一般的に販売されているのが「ブリュット」ですから、この「ドゥミ・セック」はそれより甘口です。

アプリコット、リンゴのコンポート、アーモンド、トースト、蜂蜜といった、とてもきれいな香りがして、クリーミーな泡となめらかな触感が心地よく、甘味も感じられますが酸味がフレッシュなので、重過ぎません。これだけでも「もう一杯」と言いたくなる絶妙なバランスです。これならば、甘いの味つけのおせち料理でも、はたまた最近人気の洋風おせちでも、広い範囲でカバーしてくれます。

これならば栗きんとんや金柑の甘煮などにぴったり合います。いずれにしても、品質が高いシャンパーニュの甘いタイプは、結構重宝する場面があります。「辛口嗜好のほうが格好よい」という風潮がありますが、T.P.O.に合わせて甘いタイプを選択するのは更に素敵だと思います。

辛口タイプのマデイラワイン

マデイラワインは1本置いておくと重宝します

マデイラワインは1本置いておくと重宝します

今度はまったく別のカテゴリーのワインです。それは、ポルトガルのマデイラ島で造られるマデイラワインの辛口タイプ。「セルシアル」の「5年」と「10年」です。

「マデイラ」という言葉はフランス料理のメニューで「△△のマデイラソース」という名前を思い出す方が多いかもしれません。ベーシックなマデイラワインを使用して、美味しいソースがつくられています。では、上級品のマデイラワインは? これがとても美味なのです。種類はたくさんありますが、今回はその最も辛口タイプの「セルシアル」という名前のブドウ品種から造られる5年熟成と10 年熟成のものをご紹介します。

ボトルも素敵ですね

ボトルも素敵ですね

マデイラワインは基本的に甘口なので、「辛口」タイプといっても、先ほどのシャンパーニュでいうところの甘いほうの「ドゥミ・セック」と同じぐらいです。でも、それほど甘く感じないのがマデイラワインの特徴のひとつです。その理由は酸が高いので、味わいのバランスとしてあまり甘く感じません。つまり甘味があってもフレッシュなのです。そして、いくつかの主要なブドウ品種がある中で、この「セルシアル」という白ブドウが最も酸味が高く残ります。

アプリコットやオレンジピール、そしてスパイスなどタイトな香りで、上品で酸が心地よくフレッシュなのが「セルシアル」です。熟成年数が長い方がより複雑で優雅に、そして深みが出てきます。

ブランディーズ
は1811年創立という長い歴史のある一族で、世界的にも知られるマデイラワインの生産者。古いヴィンテージの在庫などもたっぷりあります。

バーベイトは1946年創立と比較的新しいのですが、ベーシックなマデイラワインはもとより革新的なプレミアムクラスのマデイラワインを造り、その品質へのこだわりは類い稀だと評判です。

そして、マデイラワインの特徴として加熱してゆっくりと酸化熟成させる、という行程を経ているため、一度栓を開けた後でも、常温で置いておいてもそれ以上酸化する心配がなく、半永久的に香りや味が変わらないので、扱いがとても楽だという利点があります。だから、飲みたい分だけ飲んで、また今度は1ヶ月後、でも問題ありません。

そして「セルシアル」は冷蔵庫に入れておいてそのままストレートでいただくのもよいですし、アルコール度数は19%ほどありますから強いと感じる場合には氷を入れてオンザロックもお薦めです。比較的冷たい方が美味しいように思います。おせち料理に入っていそうなもの、何でも相性がよさそうです。数の子だってへっちゃらです。生臭みは出ません。普段使いなら、アペリティフにもよいですし、ナッツやチーズといったおつまみでもOK。でも、実は魚介類と驚くほど相性がよいのです。中トロなど脂ののった刺身にも、とてもよく合うので機会があれば是非試してみてください。それから、みりんを使用した料理との相性も抜群です!

よいお年を!

<ワインデータ>
ワイン名:ルイ・ロデレール カルト・ブランシュ ドゥミ・セック
カテゴリー:スパークリングワイン
生産者:ルイ・ロデレール
ヴィンテージ:NV
産地:フランス/シャンパーニュ地方
ブドウ品種:ピノ・ノワール+シャルドネ+ピノ・ムニエ
輸入元:エノテカ
希望小売価格:7344円
「エノテカ・オンライン」 (外部サイト)

ワイン名:マデイラ セルシアル5年
カテゴリー:酒精強化ワイン
生産者:ブランディーズ
ヴィンテージ:NV
産地:ポルトガル/マデイラ島
ブドウ品種:セルシアル
輸入元:木下インターナショナル
希望小売価格:3675円

ワイン名:マデイラ バーベイト セルシアル10年
カテゴリー:酒精強化ワイン
生産者:ヴィニョス・バーベイト
ヴィンテージ:NV
産地:ポルトガル/マデイラ島
ブドウ品種:セルシアル
輸入元:木下インターナショナル
希望小売価格:6300円
マデイラワインはどちらもこちらで買えます(外部サイト)
→ 「Pontovinho」 ワイングロッサリー アマゾン

<合わせて読みたい>
必ず喜ばれる!8000円以下の手土産ワイン厳選3本
年末年始におすすめのスパークリングワイン6選!
ロマンチックな夜を過ごすためのシャンパーニュ
手土産で喜ばれる!シャンパン&スパークリングワイン ベスト5
おめでたいシーンにぴったり!金箔入りスパークリングワイン7選

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする